平成28年上半期の飲酒運転摘発件数が宮崎県内で日向市がワーストとなっています。
このことを受け日向自動車学校にて飲酒運転根絶の啓発活動を十屋幸平日向市市長、日向警察署の内立三郎交通課長、市内の交通安全協会や地域住民の方を招き
飲酒した状態を体験できるゴーグルを装着してキャッチボールや学校敷地内のコースを走る車に同乗し、飲酒運転の危険性を学びました。
1.場 所 日向自動車学校 教室及び場内コース
2.連携先 門川町防災係、日向警察署
3.実施科目
○高齢者の事故の実態
○横断歩道の安全で正しい渡り方及び道路の安全な横断の仕方
○人間の感覚の誤差及び夕暮れ時と夜間の危険性
■受講者は、日向市警察署の交通課長の交通事故実態の講話や、当校職員による実技講習等を終始熱心に受講し、危険な時間帯や道路歩行中の自動車からの視認性と、道路斜め横断時の危険性など実際に横断してみたり、教室内に作った暗室に入って、夜間の反射材の効果をあらためて認識し理解を深め、交通安全の意識を高めていた。
反響の多かった事例としては・・・・
1.県下の交通事故の実態より(1)今年も斜め横断で、すでに3名亡くなっている。右方から来た車との事故が多い。
(2)歩行者も急いでいるのが原因の一つである。
2.道路横断の危険性 (1)面倒でも横断歩道のある場所で、横断歩道をまっすぐ横断する。
(2)横断の始めは右側の方を、真ん中に近づいたら左側の方を注意すること。
3.朝、散歩時の危険性 (1)散歩などをするときは、昼夜を区別せずに、反射たすきなどをつける。
(2)明るい服装を心がけることと反射材を忘れないこと。
1.場 所 日向自動車学校 教室及び場内教習コース
2.連携先 (社)宮崎県トラック協会県北支部、日向警察署
3.実施科目
○高齢者の事故の実態
○横断歩道の安全で正しい渡り方及び道路の安全な横断の仕方
○人間の感覚の誤差及び夕暮れ時と夜間の危険性
*講習内容については9月24日実施の講習とほぼ同じ内容で、前回同様大変好評でした。
■日向自動車学校の交通安全講習は、次のようなことにポイントを置いて実施しています。「ドライバーとして、相手のことを良く理解しておきましょう!」安全運転のために、歩行者や自転車に乗った人など他の交通の特性を理解しておくことが、とても役に立ちます。
《1》 歩行者の行動特性
1.子どもと高齢者の事故死傷者が多い
2.自宅近辺の道路での事故死傷者が多い
3.道路横断中の事故死傷者が多い
4.「直前直後横断」、「飛び出し」、「横断歩道外横断」による事故死傷者が多い
5.横断後半の事故死者が多い
《2》自転車利用者の行動特性
1.中学・高校生や40歳以上の中高年、女性の事故死傷者が多い
2.自宅近辺の道路での事故死傷者が多い
3.信号がない交差点での出会い頭の事故死傷者が多い
4.違反通行による事故死傷者が多い
5.歩道通行の自転車との事故が増加している
《3》子どもの行動特性等
1.とびだしには目的がある
2.友だちや同伴者がいると警戒心が乏しくなる
3.交差点での右折車・左折車に対する警戒心が乏しい
4.電柱の陰でも隠れて見えない
5.空間知覚能力(状況判断力)が未発達
《4》高齢者の特性等
1.長年の無事故経験により警戒心が低下している
2.安全確認から行動開始までの時間差が大きい
3.左方からの車との安全の見極めが非常に甘い
4.夜間の危険に対する警戒心が乏しい
5.視線が足元に偏り、視野が狭い
《5》バイク(二輪・原付)の特性
1.走行中のバイクの視野は四輪車よりも狭く、視点も近い
2.車の死角や陰に入りやすい
3.バイクとの距離やその速度は過少評価しやすい
《6》トラックの走行特性等
1.制動距離が乗用車に比べ30%以上も長い
2.高い運転席からの視界車間距離の錯覚を招きやすい
3.排気ブレーキ作動中もブレーキ・ランプが点灯する
4.右カーブでは中央線よりに走りがち
5.死角が大きい
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