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人間の運転能力について
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人間の運転能力について

認知と判断と操作について

運転者が、走行中にブレーキを行うときに、はじめに目や耳で障害物を認知し、ブレーキをかけるべきだと判断してから、行動を行いますよね?この運転中における認知から操作への動きというのは時間がかかります。短い間にすべての情報を認識するのは大変難しいことですね?また、車の走行速度や障害物との距離などを判断するときは、自分の判断が実際の速度や距離とは異なることがあるので注意しましょう。さらに、周囲の環境や運転手の精神状態などによっても判断がいっそうこんなんになるおそれがあります。人間の能力には限界があることを理解した上での運転が求められます。

人間の反応時間について

運転者が危険な状況を把握してからブレーキをかけてきき始めるまで約1秒の時間がかかるといわれています。
このことを反応時間といいます。一秒間に走る距離は、速度が速ければ速いほど長くなり、障害物を避けることが難しくなるので、運転時の速度は控えめにし、ブレーキは常にはやめに行うように心がける必要があります。

反応時間の3段階

反応時間=反射時間+踏み替え時間+踏み込み時間

反射時間 踏み替え時間 踏み込み時間
四輪自動車
危険を感じてブレーキをかける必要があると判断、足が運動始めるまでの時間。
足をブレーキペダルに乗せるまでの時間。
ブレーキペダルを踏みブレーキが利きはじめるまでの時間。
二輪自動車
危険を感じてブレーキをかける必要
があると判断、手足が運動始めるま
での時間。
ハンドルの手をブレーキバーにかけ、
ステップ上のブレーキペダルにのせるまでの時間。
手でブレーキレバーを握り足でブレーキ
ペダルを踏み、ブレーキがききはじめる
までの時間。

視覚の動きについて

車を運転するということは体の動きを使わなければ運転は出来ません。特に視覚からの情報に大幅に頼る割合が非常に高く、視覚の働きは運転者にとってもっとも大切だといえるでしょう。

①視力について

万国式試視力表を使って測定します。しかしながら、運転中の視力というのは一転を注視したときの視力とは異なります。運転中は一転を注視しないで、必要に応じてたえず目を動かし、くまなく視界に注意を払う必要があります。とくに運転中の速度が速くなると遠方までの情報を正確に把握する必要があります。情報処理を常に心がけた運転をしましょう。

②動体視力について

運転中に動きながら何か物を確認する場合、また、動いているものを見る場合の視力のことを動体視力といいます。静止したまま静止したものを見るときの視力【静止視力】に比べ低くなります。したがって、速度が速くなると視力が低下し、それだけで危険な状況の発見が遅れるということになりかねません。

視野と速度の関係について

車の速度が速くなれば速くなるほど、運転者の視野は狭くなり、遠くを注視するようになるために、近くは見えにくくなってしまいます。したがって、速度を出しすぎると近くから飛び出してくる歩行者や自転さHなどを見落としやすくなるので注意しましょう。

視覚の順応について

暗いところから急に明るいところへ移動するとはじめはまぶしくてよく視野が確認できない状態になりますが、時間を置くと目がなれてきますね。これを明順応といいます。反対に明るいところから急に暗いところへ入ったときも、最初は何も見えませんが、やがてすこしづつ見えるようになってきます。これを暗順応といいます。暗順応のほうが明順応よりも時間がかかるようです。

適性検査結果に基づく行動分析について

運転に現れるそれぞれの性格について

運転技術がいくら同じだとしても、運転免許をもった運転者の人格によって運転方法はったく違います。
運転者個人の性格や個性、癖などによって運転方法に大きな影響を与えているといます。交通事故を起こす運転者と交通事故を起こさない運転者の違いはいったいなんでしょうか?交通違反をすることや交通事故を起こすことと、運転者の性格やくせには深い関係があることが証明されているようです。運転者の中には運転免許証を取得してからずっと無事故無違反者の方もいれば、一年間に何回も交通違反や交通事故を繰り返す人もいます。

運転免許保有者の運転適性検査について

自分の運転におけるさまざまな個性、性格、癖を認識するためには、自分の運転を客観的に見てもらうという方法もありますが運転免許の専門家によって実施さ れている運転適性検査を受ければ、運転に関係が深い動作、運転に関係が深い行動や性格について、より正確に知ることが出来ます。運転適性検査には、現在、多くの教習所で実施している警視庁方式運転適性検査K型などがあります。